遠野三山の姫神を創祀し、瀬織津姫を祭神とする早池峯神社
2022年10月9日 参拝
<早池峯神社概要>
神社名 早池峯神社 通称 新山社
鎮座地 紫波郡矢巾町土橋第五地割字新山野四十番地
祭 神 瀬織津姫
例 祭 八月十七日
由 緒 本社は平安時代前期延暦十四年(795)に三柱の姫神を新山大権現として創祀したと伝えられ、古より土橋地域超えて廣く崇敬されている。社地廣大で樹木鬱蒼と繁茂し、参拝者は自ずから壮厳の気に満たされる。・・・(以下略)
瀬織津姫を祭神とする早池峯神社はこんなところ
ここ「早池峯神社」は、早池峰山麓の四方にある「早池峰神社」とはまた違う趣きです。
岩手県の県都・盛岡市から南に車で30分ほどの所にあります。神社名も「峰」ではなくはっきり「峯」となっています。
由緒にあるように、遠野三山(早池峰山・六角牛山・石神山)の姫神を“新山大権現”として祀っており、祭神は“瀬織津姫”となっています。
国道4号線から東に1キロメートルほど入ると、今は神社前に実った稲穂が一面に広がり、広い敷地の中正面に拝殿、右に神楽殿があり、境内は静かで落ち着いた雰囲気でした。
拝殿の背後にはきれいに枝打ちされ、まっすぐに伸びた古杉が数十本立ち並び、足元には「すぎっぱ」が敷き詰められフカフカで雑草などありません。
印象的だったのがこの拝殿裏の杉木立で、その中は静謐ながら何かエネルギーを感じさせる心地よい場でした。
もし参拝に訪れる機会がありましたら、この拝殿裏でしばし佇む事をお勧めします。
瀬織津姫命へ参拝しお祈り
左に手水鉢、左右の狛犬、石の鳥居、朱色の鳥居、階段、右手に神楽殿、正面に拝殿と他の神社と共通の配置となっています。
拝殿前には、鈴緒と鰐口があるのですが、賽銭箱は拝殿の中にありました。
拝殿の引き戸を開けて、お賽銭を納め参拝します。
お賽銭箱の上に御神札(ごしんさつ)・御守り・御朱印が収められたケースが置かれておりました。
これまで何ヵ所もの“瀬織津姫を祀る神社”に参拝してきたのですが、何故か神札を入手する機会がありませんでした。
不思議と求める気になれなかった、と言った方が良いかも。
こちらの早池峯神社に参拝し、初めて御神札(おふだ)を求めさせていだだきましたが、これもご縁なのでしょう。