瀬織津姫に会える神社|瀬織湯姫と龍神、天照大神を祀る神社めぐりのブログ

縄文の女神“瀬織津姫”と龍神を祭神として祀る神社や、天照大神と縁ある神社・場所を訪ね歩いた日々の記録です。

瀬織津姫に会える神社|遠野三山の姫神を祀る“新山社”

早池峯神社(矢巾町)の歴史と瀬織津姫の御神札

2024年1月4日
早池峯神社(大迫)へ初詣の帰路、盛岡市近郊にある“早池峯神社(矢巾町)”へ参拝して来ました。

こちらの早池峯神社(矢巾町)は、国道4号線から850mほど入った場所にあり、目の前には田園が広がったのどかな環境です。

早池峯神社(矢巾町)-1

早池峯神社(矢巾町)-1

神社前にある由緒書によれば、通称「新山社」と呼ばれ、御祭神は「瀬織津姫命」。
その由来は、「平安時代前期 延暦14年(795)に、三柱の姫神を“新山大権現”として創祀したと伝えられ、古より土橋地域、また地域を超えて広く崇拝されている。」とあります。
“三柱の姫神”とは、遠野三山の姫神のことですから、花巻市大迫町の早池峯神社の分社かと思い、大迫町の早池峯神社で授与所にいらした古老の方に尋ねてみたのですが、どうもそうではないようでした。(正確な事は分かりかねました)

早池峯神社(矢巾町)-2

早池峯神社(矢巾町)-2

昨年10月に参拝した時に、初めて“瀬織津姫命”のお札を求めることができましたので、今年一年を無事過ごせますよう祈願し、神札(おふだ)と御朱印をいただいてきました。

早池峯神社(矢巾町)-拝殿

早池峯神社(矢巾町)-拝殿

拝殿の大戸の中に賽銭箱

拝殿の大戸の中に賽銭箱

拝殿正面のガラスの大戸の向こうに、賽銭箱と神札や御守りを収納した箱がおいてあるのですが、写真を1枚撮らせていただき帰宅して写真を見返したところ、その1枚だけありませんでした。

似た事例を伺ったことがあるので、きっと御祭神に止められたのではないかと思っています。

早池峯神社(矢巾町)の御神札と御朱印

早池峯神社(矢巾町)の御神札と御朱印

ちなみに、神札が1200円・御朱印は300円で、無人ですので代金は賽銭箱に収めるようになっています。初めての方は少し分かりにくいかもしれません。

由緒書に「住古、社殿のない時代の斎場と推察される岩石三箇が本殿の後方にあり、社殿のない神社の神跡を今に伝える稀に見る古跡である。」とあります。
下の写真が、その“稀に見る古跡”のようです。

斎場と推察される岩石三箇

斎場と推察される岩石三箇

こちらの早池峯神社は、規模こそ小さめですが、綺麗に整備されていて清らかな気持ちでお参りできる場所です。
アクセスも良く、神社前に駐車場がありますので便利に参拝することができます。

神社の様子は以前の記事でご紹介しておりますので、良ければそちらをご覧ください。

名称/早池峯神社 (矢巾町)
住所/〒028-3606 岩手県紫波郡矢巾町土橋第5地割40
アクセス/Gogle Map