瀬織津姫に会える神社|瀬織湯姫と龍神、天照大神を祀る神社めぐりのブログ

縄文の女神“瀬織津姫”と龍神を祭神として祀る神社や、天照大神と縁ある神社・場所を訪ね歩いた日々の記録です。

瀬織津姫に会える神社|早池峯神社2024年初詣(花巻市大迫町)

早池峰神社(大迫) 2024年1月4日初詣

早池峰神社(大迫) 2024年1月4日初詣

2024年1月4日
早池峯神社(大迫)へ初詣に行って来ました。
前日の雪で薄化粧した早池峰神社(大迫)は、風もなくやさしい寒さの日でした。

早池峰湖の湖畔に立つ瀬織津姫の像

早池峰神社へ向かう途中、瀬織津姫の像がある早池峰湖畔を通ります。

早池峰湖畔・瀬織津姫の像

早池峰湖畔・瀬織津姫の像

「けがづなしはし」(写真上)の橋脚の上に、静かに微笑みながら立つ“瀬織津姫”は、いつも“せつないお顔”をしています。
正月早々の能登半島地震や羽田空港での飛行機事故に、心を痛めているかのようです。

瀬織津姫像-1

治水の女神・瀬織津姫像-1

治水の女神・瀬織津姫像-2

治水の女神・瀬織津姫像-2

治水の女神・瀬織津姫像-3

治水の女神・瀬織津姫像-3

瀬織津姫の像は50cm前後の小さな像ですので、うっかり見逃してしまいそうです。

治水の女神・瀬織津姫像-4

治水の女神・瀬織津姫像-4

 

早池峯神社(大迫)へ初詣

早池峯神社の鳥居前には何軒もの宿坊がならび、かつての賑わいを連想させます。
正月三が日は混雑しているかと遠慮し、4日の初詣にしました。

早池峰神社・宿坊

早池峯神社・宿坊

宿坊の間を進むとすぐ先に、早池峯神社の鳥居があります。

早池峰神社・山門

早池峯神社・鳥居

鳥居右には、不動明王が右手に持つという倶利迦羅剣(くりからけん)が見えます。

早池峰神社 倶利迦羅剣横の光

早池峯神社 倶利迦羅剣横の光

撮影した写真を見直したら、倶利迦羅剣の右横にはっきりとオレンジの玉のような光が映っていました(見やすいように画像を少し調整) 、逆光の写り込みでしょうか?

不動明王は、密教特有の尊格である明王の一尊で大日如来の化身とも称され、五大明王の中心となる明王でもあるそうです。
不動金剛明王,不動尊,無動尊,不動使者,無動使者とも訳され、もとはインド教のシバ神の異名で,仏教はこれを大日如来の使者としてとり入れた事を知りました。

鳥居右奥の不動明王

鳥居右奥の不動明王

二の鳥居を過ぎ、鬱蒼とした木立の中を進みます。

早池峰神社-木立の中の道

早池峰神社-木立の中の道

時々頭上からの雨雪に濡れながら進むと、早池峯神社 山門が見えてきます。

早池峰神社 山門

早池峯神社 山門

山門右には参集殿があります。

早池峰神社 参集殿

早池峯神社 参集殿


山門前左には由緒書きがあり、早池神社が大迫の田中兵部(たなかひょうぶ)氏と遠野の始閣藤蔵(しかくとうぞう)氏の両名が、山頂に姫大神(ひめおおかみ)を祀ったことに始まった、と記されています。
姫大神とは、もちろん早池峯神社の御祭神「瀬織津比売神(せおりつひめ)」をさし、遠野物語にある遠野三山の姫神と同じ神と思われます。

早池峯神社・由緒書き

早池峯神社・由緒書き

早池峰神社・拝殿にて参拝

早池峰神社・拝殿

早池峰神社・拝殿

注連縄(しめなわ)の真上に、白く丸い光のようなものが映っていました。
しめ縄は、神様がいらっしゃる神聖な領域である「常世(とこよ)」と、私たちの住む世界である「現世(うつしよ)」を分ける印を意味するといいます。
また、境界を作ることで、神域に不浄なものが入り込むことを防いでいることから、神様が宿るご神体をお守りする意味も持つと。

山の神と座敷わらし、白龍社

山の神と白龍社への案内

山の神と白龍社への案内

拝殿左右の柱には、こんなご案内が貼ってあります。
山の神と座敷わらしが並べて書いてありましたので、調べてみましたらこんな関係にあるようです。

山の神は、山や森を守護する神であり、座敷わらしは、家や田畑を守護する神と言われています。山の神と座敷わらしの関係には、大きく2つの説があります。

1つ目の説は、山の神の化身であるというものです。
2つ目の説は、座敷わらしは、山の神の使いであるというものです。

山の神と座敷わらしは、どちらも、子どもの姿をしていることが多いという共通点があるのだそうです。

山の神と座敷わらしのお社

山の神と座敷わらしのお社

山の神と座敷わらしのお社

真ん中が“山の神”のお社でしょうか、左右のお社にはこどもがすきなオモチャが色々と供えられていましたので、“座敷わらし”のお社と思われます。

今日の目的は、早池峯神社の白龍社参拝

●白龍社参拝

●白龍社参拝

早池峯神社拝殿の右奥にある“白龍社”を参拝してきました。
今日の目的は、辰年のお正月に龍神さまを祀る神社へ参拝することでしたので、目的の1つは達成です。

“白龍社”の波動について、興味あるブログがありましたので一部ご紹介しますと、

龍神」系の波動は感知しますが、「白龍」ではないようです。

「青龍」としてセットしますと、「青龍」のエナジーが浮きがってきます。

ここの「白龍社」には、その奥に小さな祠があり、ここの中にもその手前にも、龍神の置物が置かれています。

 ここの次元が変わると、いたって平凡な波動が、「青龍」のエナジーに包まれたエリアにと変化していきました。

生命体エナジー浄化の会ブログ


白龍と青龍の違いが気になり調べてみましたら、違いは主に2点のようです。

  • 守護する方角/白龍-東、青龍-西
  • 属性/白龍-水、青龍-雷、雨

白龍は、学問や芸術の才能を授ける神として信仰されているのに対し、青龍は、勇気や信念を象徴する神として信仰されているという違いもあります。

また、白龍と青龍は、それぞれ独立した神獣として信仰されている場合もありますが、両者が合体した形の龍神として信仰されている場合もあるようです。

いただいた御神札(おふだ)

無事初詣も終わり、帰りに山門の授与所に寄り、御神札(おふだ)をいただいて来ました。
実は瀬織津姫命の御神札をいただくのが、初詣のもう一つの目的だったのですが、こちらの授与所には置いておらず、早池峯神社の御神札(1000円)をいただいてまいりました。

後日「お神札」の違いも調べてみましたら、大きく分けて「神宮大麻」と「氏神様のお札」の2種類があるようです。

「神宮大麻」は、伊勢神宮の神様である天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀るお札で、日本全国の神社で授与されている。

「氏神様のお札」は、その土地を守護する神様を祀るお札で、氏子である人々は、氏神様のお札を神棚に祀り、氏神様の加護を授かるもの。

今日いただいた早池峯神社の御神札(おふだ)は、「氏神様のお札」ということなるのかな?などと考えつつ、帰路次の目的地「早池峯神社(矢巾町)」へ向かいました。

( つづく )