【瀬織津姫に会える神社】きっかけはパワースポット巡り
ご近所の親しいご夫婦と何気なく始めたパワースポット巡りでした。
インターネットで県内のパワースポットを調べた中で、特に目についたのが千三百年以前から丹内山神社の御神体として古から大切に祀られているこのアラハバキ大神の巨石“胎内石”でした。
境内最上部にある御神体の“胎内石”は、「壁面に触れぬようくぐり抜けると大願成就がなると伝えられています。」とあるのですが、小さな子供でもない限り無理そうでした。
ここに祀られている“アラハバキ大神”がどのような神様なのか全く知らなかったのですが、ある方に“アラハバキ”とはアラビア語で“奴隷の神の意”と教えていただきました。それで少し納得!
1200年ほど前の平安時代初期に、征夷大将軍坂上田村麻呂により討伐された蝦夷(えみし)が大切に祀ってきた神様を指しているようです。
しかし蝦夷(えみし)にとっては侵略・奴隷化されたわけですから、本来のお名前を呼ぶ事を禁じられあるいは別の神様に置き換えられたため、“アラハバキ大神”と呼ばれていたたように思われました。
なぜか最初は東和町・丹内山神社
花巻市観光協会公式サイトによれば、平安時代に弘法大師(空海)の弟子、日弘によって創建され、藤原清衡公も厚く信仰をよせたと伝えられる神社です。
神社の入口には、参拝順路に沿って境内上段から進むよう案内があり、その順路が示された“案内看板”があります。
また正式参拝を希望する方のために宮司さん宅の電話番号も表記されていました。
丹内山神社をきっかけにその後参拝した神社は、瀬織津姫に会える神社だった
・大迫町・早池峯神社
・遠野市・早池峯神社
・遠野市・伊豆神社
・弘前市・岩木山神社
・北上山御堂観音堂
・奥州市・磐(いわ)神社 阿倍氏の崇敬社で御祭神は「荒覇吐神(アラハバキ)」か
やがて何度も訪れるようになったのが、瀬織津姫を祀った最北の神社といわれる八幡平市・櫻松神社です。
“瀬織津姫に会える神社”は清流や滝の近くに建てられることが多いといいますが、ここにも不動の滝と流れ落ちる清流があり、流れに沿って下の駐車場まで散策することができます。
ここ櫻松神社が私の“縄文の女神 瀬織津姫尊を訪ねて”という旅のスタート地点となったのでした。