令和4年4月17日(日)
“木幡山隠津島(こはたさん おきつしま)神社”での“残念”を引きずりつつ、今回の目的地“三春滝桜”へ車を走らせます。
“三春滝桜”は、岐阜県本巣市の「根尾谷淡墨桜」、山梨県北杜市の「山高神代桜」とともに、日本三大桜の一つであることは皆さん良くご存知ですよね。
高さ13.5メートル、幹回り8.1メートル、根回り11.3メートルのベニシダレザクラで、樹齢推定1000年を超え天然記念物に指定された名木でもあります。
四方に伸びた枝から無数の花が咲く様は、滝が流れ落ちるかのよう。
三春町のシンボルとして、地元住民をはじめ多くの方々に愛されてきた“三春滝桜”、どうしても一度は見ておきたかった桜です。
桜の神様“木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)”は、桜のように華やかで桜のように儚く散る絶世の美女、美人薄命を絵に描いたような神様と言われます。
平安時代に作られた「竹取物語」のかぐや姫のモデルでもあると。
“三春滝桜”の写真を見ていると何かオーラを感じます、瀬織津姫神社やパワースポットにある古木にも似たオーラです。
もし桜の神様“木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)”のオーラを少しでも感じることができたら・・・などと身勝手な思いを膨らませつつ、夕刻“三春滝桜”の大駐車場へ到着。
話題が少しそれます。
“瀬織津姫命”と“木花之佐久夜毘売”を同一視される方もいらっしゃいますが、個人的には少し違うように感じます。
エネルギー的に繋がっているのかもしれませんが、「水と火は万物を創造する根元。“瀬織津姫”という水神のエネルギーは創造神の中でも高いレベルに位置することに間違いはないでしょう。」
とある方に教えていただきました。
さて、“木幡山隠津島神社”でゆっくりしてしまいましたので、今回の観桜(桜の花を観賞すること、花見)は夜桜見物になりました。
車中でドリップコーヒーをいれつつしばし休息の後、夜桜見物に出かけました。
今まで日中の“滝桜”しか見たことがありませんでしたので、ライトアップ(18:00~21:00)され暗夜に浮かぶ“三春滝桜”はとても新鮮な光景でした。
やがて月も昇り、雲の隙間から差し込む月明かりに浮かび上がった“滝桜”の美しさは格別でした!
(残念ながらその美しさをお伝えする筆力が私にはありませんので、写真をご覧になり想像して下さるようお願いします。)
樹齢推定1000年の“滝桜”の枝は今にも折れそうに見え、いく本もの丸太で支えられている様は少し痛いたしくもありましたが、三春町の方々に今日まで大切にお世話されてきた事が良くわかります。夜桜を十分堪能し車に戻りました。
今晩の車中泊地“滝桜大駐車場(原石山駐車場・850台収容)”は無料で利用できる上、桜まつり期間中は仮設トイレが設置されていましたので、女性やお年寄りには便利です。
この日は、“滝桜大駐車場”の一角に、他の皆さんと共に車中泊させていただきました。