瀬織津姫に会える神社|瀬織湯姫と龍神、天照大神を祀る神社めぐりのブログ

縄文の女神“瀬織津姫”と龍神を祭神として祀る神社や、天照大神と縁ある神社・場所を訪ね歩いた日々の記録です。

瀬織津姫に会える神社|「桃の節句」「ひな祭り」の由来とその歴史

前回・前々回と瀬織津姫の誕生日とされる「ひな祭り」について書いてみましたが、「ひな祭り」 の由緒・ 歴史についてよく分かっていませんでしたので、 今ひとつ纏まりに欠けていました!(反省)

私にも6歳と3歳の可愛い盛りの孫(女の子)がおりますので、どんなふうに祝ってあげたら喜んでもらえるか、あれこれ思案しつつ「ひな祭り」の由来とその歴史についておさらいをしてみました。

桃の節句の雛飾り

桃の節句の雛飾り

YouTube 「まほろばチャンネル」さんがとても分かりやすかったので、動画の前半(約3分)を書き起こしてみましたのでご紹介します。

書き起こしした画のURLを文末に貼っておきますので是非ご覧ください。

「まほろばチャンネル」さん、素敵な動画をありがとうございます。

【書き起こし・ここから】・・・・・

■雛祭りについて

昔から我が国には5つの節句があります。
※人日(じんじつ)1月7日 上巳(じょうし)3月3日 端午(端午)5月5日 七夕(たなばた)7月7日 重陽(ちょうよう)9月9日

この節句という行事は、季節の身の穢れを祓う大切なものです。

上巳(じょうし)3月3日「桃の節句」が、現在のひな祭り「桃の節句」になっています。(旧暦の3月3日は桃の季節でもあります。)

それだけで「桃の節句」になったわけではありません。

穢れを祓うという桃の実

穢れを祓うという桃の実

古来より桃は、邪気(穢れ)を祓い清める霊力が宿り、理想郷である桃源郷にも生えているとされてきました。

「古事記」ではイザナギが黄泉の国(死の国)から逃げ帰るとき、追ってくる黄泉醜女(黄泉國の女)に桃の実を投げつけ追い払います。

これは、桃のもつ霊力・邪気・穢れを祓う「清めの力」を物語っています。

そして邪気の象徴が「鬼」とされており、邪気を祓う力のある桃には鬼を退治する力もあると考えられてきました。

ちなみに節分に豆の代わりに桃を使って邪気祓いをするところもあります。

節分と鬼

節分と鬼

このような事から邪気祓いの「上巳の節句」が「桃の節句」と呼ばれるようになったと考えられます。

また桃は百(もも)に通じ、不老長寿を与える食物とされます。

ですから「桃の節句」には百歳、百歳(ももとせ)まで長生きできるよう◯◯◯を飲む習慣があります。

お雛さまと料理

お雛さまと料理

■雛祭りについて

雛祭りの雛(ひな)とは、もともと雛形(テンプレート)のことで、人間の雛形(ひながた)を意味します。

人の形ににせたひな形

人の形ににせたひな形

古代の人々は人形(ひとがた)を作って、それで体をなで自分の病や罪・汚れを背負わせて川や海に流し、祓い清め健康や安寧を祈るという行事を行なっていたようです。

ひいな遊び

ひいな遊び

こうした古代の行事と子供の人形遊びが結びついたことがひま祭りの始まりともいわれています。

※引用サイト
「ひな祭り」の由来。その歴史をまとめてみました。https://www.youtube.com/watch?v=e8nnL2jsFk0

【書き起こし・ここまで】・・・・・


間もなく「ひな祭り」がやってきますね! 皆さんはどう過ごされますか。